「足は第二の心臓！」足を整えて巡りの良い身体に！ - 体めぐる足裏セラピー＆デトックスサロンドリーブ

「健康的な身体」や「美しい身体」と聞くと、どんな状態を思い浮かべますか？適正な体重であることや、肌やほかの部位が健やかであることなど、思い浮かべることは人によってさまざまです。

しかし、健康的で美しい身体のすべてに共通して言えることは、「身体の巡りが良いこと」です。

身体の巡りが良い状態は、新陳代謝や肌のターンオーバーが促されやすい状態。身体の中に余計なものを溜め込まない、若々しい状態を保つことにもつながります。

今回はそんな身体の巡りには欠かせない「足は第二の心臓」という言葉の意味について詳しく解説します！

ふくらはぎは第二の心臓

「足は第二の心臓」というのは、聞いたことのある方も多いはず。心臓の大きなはたらきのひとつは、全身へ血液を送ることであるのは、よく知られています。

心臓が筋肉を収縮することでポンプのような役割を果たし、生まれてから亡くなるまで休むことなく身体へ血液を送り続けています。心臓の拍動を平均的な1分間に約70回とすると、1日10万回以上にもなるそうです。一生で計算すると、想像もできないくらいの回数になりますね。

心臓から身体へ送られた血液。それらは、老廃物などを回収して再び心臓へ戻されます。このとき、重要な役割を果たすのが「足(ふくらはぎ)」です。具体的には「ヒラメ筋」「腓腹筋」という筋肉のあたりです。

心臓と同じように足の筋肉の収縮によって、ポンプのように血液を上へ上へと押し戻します。

血液の循環は、重力の影響で上へ戻るときの方がたくさんのパワーを必要とします。むくみなどが足元に溜まりやすいのも、重力の影響によるところが大きいと言われています。ポンプの役割を果たす足の筋肉が、運動不足や加齢によって弱くなることは、血液の循環を妨げてしまうことにもなります。

身体の血流の悪さや下半身が太りやすい、むくみやすいなどの悩みを抱えている方は、まず足の状態を整えることからはじめるといいでしょう。

そうすることで身体全体の巡りが良くなり、老廃物を溜めにくい身体へ導いてくれるはずですよ。

筋肉を鍛えると言われると、むずかしい筋トレや特別なトレーニングが必要と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。正しい姿勢で歩くだけでも、身体の半分以上の筋肉を効率よく動かすことにつながります。

運動する習慣がまったくない方は、まずは次の3つを意識しておこなってみてください。

歩くときには目線はまっすぐ前を見据えて、なるべく大きな歩幅で歩きます。足が地面に着くときにはかかとからの着地を意識して、後ろの足は地面をしっかりと蹴るイメージです。

これらを意識するだけで、通勤などの少ない時間でもいい運動になりますよ。なにより正しい姿勢で歩いていると、見た目もカッコよく、美しく見えます。

背筋を伸ばして椅子に軽く腰掛けたら、かかとを上げた状態でしばらくキープします。ふくらはぎがプルプルするくらいに疲れてきたら、効いている証拠です。

だんだん慣れてきたら、立った状態でも行えるようになるのが理想的です。ちょっとした空き時間や、作業をしながらできるので挑戦してみてくださいね。

しなやかなふくらはぎの筋肉を目指すには、適度なストレッチも効果的です。両足を前後に大きく開き、アキレス腱からふくらはぎにかけてゆっくりと伸ばすようにストレッチを行いましょう。1日の終わりには、自分で軽く揉んであげるのもおすすめですよ。

身体の巡りが良い状態を保つには、足のメンテナンスが欠かせません。普段の生活の中でふくらはぎを鍛えることも大切ですが、足の裏や全体を揉みほぐすことも重要です。

足の裏には、全身を映した鏡のような「反射区」や「ツボ」と呼ばれる部位が存在します。人によって滞りやすい部位や、不調が出やすい部位は異なります。

それぞれの身体の状態に合わせて定期的にほぐすことが、若々しく健康的な身体を目指すことにつながりますよ。

足の指の間を開くことや、かかとを揉みほぐすこと。大きな血管の通っている内くるぶしのまわりなど、その日の状態を知ることで、生活の中で気をつけたいことが見えてくるかもしれません。

自分では届かない部位も、プロの手でほぐすことで血流を促します。足の裏やふくらはぎは、身体の巡りには欠かせない大切な部位です。

最近なんだか疲れやすい、眠りが浅いと思ったら。イライラや生理痛がひどいと感じたら。足つぼセラピーでお役に立てるかもしれません。ぜひお気軽にご相談くださいね。

今までにマッサージを受けたことのない方も、痛くない施術で心地よく過ごしていただけるはずですよ。足を整えることは、身体全体を整えることにもつながります。